カッコ良さって?

前回はいいですよって言われたんですけど!?
何故今回はダメなんですか!?
そう言って、店の決まりの説明に耳を貸さないお客。


チョットくらい融通利かせてくださいよ!!
義務を果たさず自分の権利を主張し続けるお客。
自分の非は否が応でも認めない。


娘の会員証を使って、平気でその娘本人であるなんて嘘をつく親。


年いった親に、雨の中AVを返却させるいい年こいた息子…


今、哲太の周りにカッコイイ大人が乏しい。


なんだかこんな大人を見ていると、年金を払うなんてこともアホらしく
なってくるし、少子高齢化を案ずるのもなんだかなぁ…
この先、資格をとって、就職した先もこんな世界が広がっているのかなぁ…?
そんな人たちに影響されてか、最近じゃ自分も意地汚くなっていく気がする。
いや、影響されてという表現はおかしいな。
アクマで意地汚くなったのは他の誰でもない自分であって、それを周りの環境の
せいにするアタリ、すでに意地汚いっしょ?
自分さえ良ければ…。他人の幸せを願う余裕なんて無い。
こんなんじゃ、哲太自身、カッコイイ大人になれねぇわ。
これから何のために勉強したり、就職活動するんだろ?
前述したような大人のはびこる、世の中の為?
都合のいいように、意地汚くだけ進化していく自分の為??
うーん、その動機付けはなかなか難しそうだなぁー。
そんな中、コワモテのお客に粘り強く、お店の決まりを丁寧に説明する
副店長に、哲太は本物のカッコ良さと、行く先への一筋の光を
見たような気がする今日この頃でした。