お久しぶり!!
いやー、いよいよ今日から日本シリーズ!!
一昨年の自分の日記をみていると、いかに自分が
ドラキチであるか、わかるような気がします。
さてそんなわけで最近読んだ本。
- 作者: 中場利一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
岸和田少年愚連隊でお馴染みの、中場利一のエッセイ。
一話一話がとても短いので、暇な時間に
かいつまんで読めるのが良かったです。
内容は、中場利一の友達や知り合いに関する
ことなんだけど、どれも僕等とは次元の違うお話で、
普通に警察に追いかけられたり、道行く人をぶっ飛ばしてます。
そんな話を飾らない感じの文章で、笑いを交えて短くまとめてあるので、
自分自身が悩んだり、行き詰ったときなんかに読むと、
自然とその悩みが、「んなもん、どーでもええわぁ〜」と思えてくるから
頼もしい。明日への活力が、なんとなく湧いた。
- 作者: 中場利一,大橋歩
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/02/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
努めて読まなかったり、読まなかったり、
とにかく純愛モノはあえて手を出さないでいたんですが、
そうとは知らず読み始めてしまったこの本。
一生遊んで…と同じ岸和田が舞台なんですが、
チュンバの彼女のリョーコの視点で物語は展開していきます。
また二人が中学生という多感な時期だけあって、
ヤキモチや浮気、友達との関係といった、色々な感情の衝突や
駆け引きの連続で、一気に読めます。
それに岸和田少年…からの、あのぶっ飛んだ世界観が
織り交ざるから、なお面白い。
最後の終わり(別れ)方もスゴクきれい。
悔しいけどこりゃ、純愛もいいかもねと思わされちゃったわ。